フリーランスでの働き方を選んだら必要になるスキル

企業に所属して働く場合と違い、フリーランスとして働くということは、自分個人の力でクライアントと契約し、仕事を獲得していくことになります。
つまり、『自ら仕事を受注できないのは死活問題』なのです。
技術力だけでなく、仕事の獲得の仕方、クライアントとの付き合い方など、フリーランスは様々なスキルが必要となります。
この記事では、継続的な受注を得るために必要なスキルを紹介していきます。
1.技術力
フリーランスになって、それなりの報酬を得ようとする場合、技術力や実務経験が必要です。
採用側の企業へ自分の能力を伝わりやすいのは、『技術力・実務経験』です。
もし、実務経験がない場合、その技術に対する知識や能力をアピールするため、関連資格やポートフォリオのように客観的に示せるものを持っておくことで説得力が上がります。
また、仕事内容における報酬額の相場を知っておきましょう。
報酬額、仕事の内容の最低ラインを決めておくことで、自分の実力をしっかり発揮できる環境を確保できます。
2.コミュニケーション力
企業という後ろ盾がないフリーランスが、自分自身をアピールして仕事を獲得するためにはコミュニケーション力(営業力)が必要になります。
伝える能力、相手が伝えようとすることを理解する能力が必要となります。
ここを間違えると作業のやり直しなどが発生し、効率が下がる原因となったり、クライアントとのトラブルを誘発し兼ねません。
自分の強みをアピールできたり、仕事における条件をしっかり交渉できることは、クライアントからの信頼を得ることができ、安定した仕事の獲得に繋がります。
また、社会人としてのマナーも大切です。
クライアントとの連絡方法は様々ですが、直接合わない関係性でも、メール、電話、チャットなどでの連絡の際は、丁寧な対応を心掛けましょう。
フリーランスとしての経験が浅く慣れない場合や、営業に自信がなければ、支援のエージェント経由で探す方法もあります。
その際は、ぜひ、当サイト、ミラクリを上手にご活用ください!
3.セルフマネジメント力
自分で案件を選んで受注し、働く場所も選べるフリーランスの場合、周りの目がない分、何かと怠惰になりやすい環境といえます。
スケジュール、案件の内容など、自ら決めて行動することができるだけの自己管理能力、セルフマネジメント力が必要です。
比較的自由なイメージが強いフリーランスですが、自由であるがゆえ、『仕事に対する責任が全て自分にある』ということを自覚しておく必要があります。
仕事を引き受けた以上、納期に間に合うように作業を進めます。
受注の際は、現状のスケジュールと自分のキャパシティーを考慮し、無理な場合は、先方と事前に納期の相談・交渉をした上、お互いの条件が合わなければ、引き受けてしまうことはオススメできません。
予期せぬ体調不良や、パソコンの不具合等、予定通りに作業が進められない状況になることもあるため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
無理なスケジュール管理でクライアントに迷惑を掛けることは、信用を無くし、次の仕事依頼のチャンスを逃します。
4.会計の知識
確定申告・社会保険などの事務手続きについては、会社員の場合、納めるべき税金や社会保険料など、毎月給料から天引きし、会社が全てを手続きしてくれます。
そのため、あまり意識したことがないかもしれません。
しかしフリーランスになった場合、このような公的手続きについても全て自分で行う必要があります。
年1度の確定申告は一定以上の所得があるフリーランスは必ず必要となります。
・確定申告
・健康保険
・国民年金
・所得税・住民税などの税金全般
これらの知識は、フリーランスで働く以上、
常に最新の情報を把握できるようにアンテナを張っておきましょう!
自ら、会計(簿記)に関する知識を習得する方法もありますが、
会計ソフトを利用すれば、会計の知識がそれほどなくともスムーズに申告書類を作成できます。
本来の仕事に集中するためにも、会計ソフトの導入を検討するのがオススメです。